検索結果に自分がいるということ。おれは、自分のブログによって救われているのかもしれない。

ブログ・ブロガー
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ブログを始める以前の私は、なんとはなしに「人生は地獄」と検索窓に打ち込んでいた。

それは、芥川が「人生は地獄よりも地獄的である。」と言っていたのを知っていたからでもあるし

単純に「人生って地獄だな。」という想いが自分の中にもやもやとあったからだ。

 

そして、検索結果に出てきたページを片っ端から読んでいた。

そこには、宗教的なページもあるし、芥川の名言を集めたサイトアマゾンの本スピリチュアルなページ、そしてブログ

いろいろなサイトがあったけれど、どうも私にはしっくり来なかった。

 

だから、私は書いた。

www.kirinnox.com

 

そして、今現在も、もはや習慣みたいなもので、なんとはなしに、「人生は地獄」検索窓に打ち込む。

 

そこには、おれがいる。

不思議な気分だ。

 

問いとは呼べないような叫び「人生は地獄」に対する、自分なりの答えがそこにある。

 

結局、私は、自分の文章を読み返す。

「もうちょっと推敲したいな・・・」と思いつつ、なぜか少し落ち着く。

「人生は地獄」と検索窓に打ち込んでくるおれのような人求める答えを提示出来ているかはわからない。

 

しかし、「人生が地獄」である原因や、その考え方だけでも、心が少しは安らぐかもしれないと思うんだ。

実際、おれは、自分の書いた言葉によって、少し救われているから。

 

結局おれは、「人生が地獄」と打ち込んでやってくる人じゃなくて

「人生が地獄」と打ち込んでやってくる自分自身に対して何かひとこと、言いたかったのかもしれん。

 

www.kirinnox.com

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